ランドスケープ作成時にスカルプトをゼロから仕上げるのは骨の折れる作業です。
そこで今日は、実際の地図からハイトマップを取得してUE4に取り込んでみます。
ハイトマップのダウンロード
ハイトマップを作るには無料ソフト( L3DT, Scape , etc )や有料ソフト(World Machine, World Creator, etc)など様々な方法があります。
今回は、ハイトマップを以下のサイトからダウンロードします。
使い方は簡単で、使用したい地域、範囲を拡大して画面右上のメニューのexportのボタンをクリックすればダウンロードが始まります。ちなみにその他のチェックボックスは名称を表示、非表示に切り替えたりできます。
(名所や線などにチェックを入れたままダウンロードすると、名所なども表示されてしまうので注意しましょう)

私は、アフリカの適当な場所でダウンロードしました。
画像サイズを変更しよう
ダウンロードした画像サイズでUE4に取り込むとせっかくのハイトマップが伸びたり縮んだりします。
そこでUnreal Engineで推奨されている以下の表に従って画像サイズを変更しましょう。

今回は2017*2017に変更します。
以下は私が使用するハイトマップです。(画像サイズの変更はPhotoshopやウインドウズの方は、ペイントなどで簡単にできます)

これでハイトマップの準備ができました。
UE4起動とランドスケープの作り方
エンジンバージョンは4.26をサードパーソンで使用します。
ランドスケープは、真ん中上部メニューバー内のModes→Landscapeから作成できます。

Landscapeをクリックすると以下のようになります。
画面左タブのLandscapeでLandscapeの詳細を設定することができます。
ここで先ほど紹介したUnreal Engine推奨の2017*2017で以下のように設定してCreateをクリックします。

これでランドスケープが出来ました。
ハイトマップをUE4にインポートしよう。
ハイトマップのインポートは、以下のようにHeightmapを右クリック→import from fileで完了です。

簡単に以下のようにランドスケープが出来ました。
もちろんスカルプト機能などで修正を加えることも可能です。

次はこのランドスケープを使ってマテリアルを作っていきます。
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