blenderのNLAエディタを勉強したのでTipsを書いていきます
目次
タイムラインの操作方法(アクションエディタ編)
まずはメインにあたるタイムラインの操作方法を記載していきます
アクションエディタからストリップ化するとタイムラインにアニメーションが追加されます
下画像のようにNailTrack項目が出現してCubeActionクリップが追加されました

アニメーションを分割する
追加したアニメーションクリップを分割する事が出来ます
分割したいところに再生ヘッド(下画像で言う1フレームにある青い棒)を持って行きYキーで分割する事が出来ます

移動、拡縮、複製
追加したアニメーションを移動したり、拡大縮小、複製する事が出来ます
移動
移動したいクリップを選択したらGキーで移動できます
また別レイヤー(下や上の段)に移動する事も出来ます
(シェイプキーをアクションレイヤーに持って行く事が出来なかったのでシェイプキーは別のやり方があるか出来ないのかもしれません)
拡大縮小
拡縮したいクリップを選択したらSキーで拡縮できます
拡縮の起点は再生ヘッドが基準になるので拡縮する内容に合わせて再生ヘッドを目的の場所に持っていく必要があります
再生ヘッドを先頭に配置した場合

再生ヘッドを中央に配置した場合

複製
クリップを選択した状態でSHIF+Dで複製する事が出来ます
レイヤーの削除
XキーかDeleteキーでレイヤーを削除できます
再生アニメーション選択
レイヤーの一番左にある星☆マークをオンにするとオンにしているアニメーションを再生します
オフの場合全アニメーションが再生されます
鍵マーク
レイヤー内にある鍵マークにチェックを入れると削除、移動、複製などあらゆる操作が出来なくなります
チェックボックス
鍵マーク左側にあるチェックボックスのチェックを外すとそのアニメーションが再生されなくなります
(星マークとチェックボックスでは星マークが優先されます)
またFBXで出力する時はチェックが入っているアニメーションだけ出力されます
プロパティパネル
ノンリニアアニメーションも3Dビューポートと同じでNキーのメニューがあります
その項目を解説します
Edited Action
アクションエディタからストリップ化で追加しなくてもこちらでアニメーションを追加する事が出来ます
Edited Actionの人の顔みたいなマーク?をクリックするとアニメーションが選択できるので、追加したいアニメーションを選んだら左側のレイヤーに▼マークが追加されるのでそこをクリックして追加する事が出来ます

外挿
外挿の項目には3種類あります
それぞれ解説します
保持
最終アニメーションの状態を保つかどうかです
例えばXに90°回転した場合X90°の状態をアニメーションが終了しても保持するかどうかになります
設定した場合クリップの後ろ側が薄黄色になります
前方保持
保持の逆になります
最初の状態をアニメーションがスタートする前からキープできます
設定するとクリップの前側が薄黄色になります
なし
読んで字のごとくです
クリップに突入したらアニメーションの状態に入り、終了すると元の状態に戻ります
ストリップ
2番目の項目ストップについて解説します
アクティブストリップ上段にある項目
アクティブストリップと書かれてある上にアニメーション名とチェックボックスがあります
チェックボックスのチェックを外すとアニメーションオフの状態になり、アニメーションしません
上で解説した左側の鍵マーク横にあるチェックボックスよりもこちらが優先されます
アクティブストップ
開始フレーム終了フレーム
現在選択しているアニメーションのフレーム数を調整できます
フレーム数を大きくするとスローモーションになり、小さくすると早送り状態になります
外挿
上で解説した外挿と内容は同じなので割愛します
ブレンドインブレンドアウト
アニメーションをどのフレーム数からインさせるか決める事が出来ます
設定しなければ全てのアニメーションが指定したフレーム数から再生、終了されますが、指定すれば指定したフレーム数に近づくにつれアニメーションが100%になります
動画編集のフェードイン、アウトと同じです
ブレンド設定をするとクリップに斜線/が入ります
また自動ブレンドはクリップ同士が重なり合うタイミングから自動的にブレンドされます
(自動ブレンドはブレンドさせたいアニメーションをずらす必要があります。スタートが同じ位置にあると機能しません)

何も設定していない状態

ブレンドインを設定した状態
再生
反転再生
アニメーションを逆再生します
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